| この項目では「里番」という言葉の意味と用法について解説しています。里番の歴史と現状については、「成人向けアニメ」と揶揄されている。 |
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| 「 | 表アニメはサービスシーンを、肉アニメはディテールを、里番はストーリーを見る。 | 」 |
裏アニメオタク用語における特定のテレビアニメ番組に対する呼称の一つであり、「表アニメ」と対をなす。
において11区と中国、日本(11区)のオタクと中華圏のオタクの間では、「里番」という言葉の解釈が異なっている。
中国語ACG圏における「里番」という言葉は、日本語の「裏番」とは全く概念の異なる言葉である。中華圏で言われる「里番」は、日本語の「裏番」という言葉に由来するものではなく、また「裏番」から生じたのではなく、中国のACG界隈のオタクたちが自ら造語した言葉であり、たまたま日本語にも存在する「裏番」という言葉と重なってしまったのである。
実際、造語である「里番」という言葉に先に触れ、日常的に口にしている中国のオタクの中には、日本語に「裏番」という言葉があることすら知らない者もいる。
「里番」という言葉の造語は、「裏番」という言葉とは無関係だが、その中の「里(裏)」という字に限って言えば、日本語の「裏」という言葉の意味、すなわち「裏側の、背後の、隠れた場所の、暗い、日の当たらない」に由来している。そして「里番」という言葉は、「エロやセンシティブな内容のために公の場で放送するのに適さないアニメ」という意味である。中国、特にACG分野では「エロ」や「成人向け」アニメの代名詞として使われている。
中国語において「里番」は、18禁のアダルト作品成人向けアニメOVA。形式は主にオリジナル、漫画原作、ギャルゲーなどのアニメ化に分けられるが、ほとんどの里番はギャルゲーや成人向け漫画が原作であり、オリジナルの数は少なく、ここ数年は小説原作のものが増える傾向にある。
注意すべきは、里番はエッチなアニメとは異なり、後者はあくまで「表アニメ」であり、単にお色気シーンが多く、せいぜい「お色気アニメ」に過ぎない(一部の肉番と里番の差は紙一重ではあるが)。一方、里番は性器の露出や露骨な性描写があるものを指す。
日本語で「
この言葉は元々、日本のテレビ業界の専門用語であった。本来は、自局の番組と同じ時間帯、同じ場所で放送されている他局の番組を指す。1969年から日本テレビで放送された『コント55号の裏番组をぶっとばせ!』をきっかけに、一般大衆にも広く知られるようになった。
「里番」の相対的な概念は「表番」である。「
いわゆる「表」と「裏」は相対的な概念である。一般的に「表」と「裏」を定義する基準は番組の人気に大きく左右されるが、絶対的なものではない。放送局の視点では、自局の番組が当然「表番」であり、同時間帯の他局の番組が「里番」となる。大衆の視点では、視聴率が高く人気のある番組が「表番」で、同時間帯に放送される他の番組が「里番」となる。個人の視点では、自分が好きな番組が「表番」であり、同時間帯の他の番組が「里番」となる。
簡単に言えば、里番とは同時刻に放送されている2つの番組の中で人気が低い方のことであり、逆に表番とは人気がある方のことである。